休日の乱華の倉庫。




「だから、俺はもっと丸みのある身体がいいんだよ!」


「わかってないねぇ〜この絶妙なバランスがいいってのに〜ほら、このくびれ最高じゃねぇの」


「お前こそわかってねぇ!俺は…そう!こんな感じの奴が1番だっつの!」


「あぁ。そいつねぇ。確か鳴き声も高めでヨカッタ気がするわ〜」



いつの間にかうとうとと寝てたらし私は、ソファーの上で目をつむったまま動けないでいた。





だって!
コイツら何の会話してんの!?





多分私の横に座るタクと、その向かいに座っているであろう修。




そして、微かに香るタバコの匂い。





人が寝てる間に声のトーンを下げるわけでもなく、繰り広げられるソレは、聞いてるこっちが恥ずかしくなるようなモノだ。