爽?!





私はキョロキョロと周りをみる生徒会員に声をかけた。





爽が入ってこないうちに終わらせなきゃ!!!!





「それでは、これで……」




『バンッ』





あーあ。間に合わなかった。





「おい」





はいはい。たった一言で何を言いたいかが分かる。





「それでは、これで会議を終わります」





私は急いで言うと、鞄を掴んだ。





ああ、忙しい!





「あの!」





野々竹実音がガタッと立ち上がった。





「先輩たちって、どういう関係何ですか!?」





う………。





「想像におまかせ」





は?なにいってるの?爽。





「いいからいくぞ!」





私は無理やり引っ張られて、生徒会室を後にした。