俺、お前以外は愛せないから ~私とアイツの仮面舞踏会~

「その件では、一度、話し合わなきゃいけないわね……」





私がそう言うと、1年の女子が





「はーい」





と手を挙げた。





「私はぁ、見逃してあげてもいいと思いますぅ〜」





甘ったるい声に、私は頭が痛くなった。





たしか、野々竹 実音だよね……。





「どうしてでしょう?」





「えー、だってぇ、結構第一ボタンって、苦しいんですよぉ。女子はともかく、男子はいいんじゃないですかぁ?」





うーん、一理、あるようなないような……。