俺、お前以外は愛せないから ~私とアイツの仮面舞踏会~

「萩原様、私、探してきますわ。少し待っていてください」





「えっ……、でも、こんな私ごときに会長様の手を汚させてはいけないです」




「いいえ。私は、そのための生徒会長なのですから」




私はそう言うと、立ち上がった。





「そこのソファーで待っていてください」





萩原さんに、背を向けて歩きだす。





ほんっとに、隠したやつ、許してやらないからっ。





そのとき、パタパタと走ってきて、肩を並べた人がいた。





「僕も探します」





竜太郎だった。





「ありがとうございます」




私がそう言うと、竜太郎はにっこりと笑った。