俺、お前以外は愛せないから ~私とアイツの仮面舞踏会~

「ごめんなさいっ」





慌てて頭を竜太郎下げる竜太郎に、怒る気が失せる。





「ごめんなさい、やっぱり……」





そっと竜太郎は私をみた。





「僕と二人きりじゃ、嫌ですか?」





うぅ……。





そんな子犬みたいな目で見ないでっ。





「いいえ。大丈夫ですわ。さあ、仕事を致しましょう」





「は、はいっ。今日の仕事は学園祭の書類のまとめです」





とうとうやって来ましたか。





一年で一番忙しい学園祭シーズン!





えっと……、これをホチキスで止めていけばいいんだね。





バチンバチンという音が部屋に響く。