俺、お前以外は愛せないから ~私とアイツの仮面舞踏会~

【爽サイド】






「キャーーーー!!!」









「ヤバイですうぅ!!かっこよすぎるわぁッ!!」








自然に避けられて作られた道を俺と洸で、ズカズカと歩いていく。









てか、女うざいんだけど……









何なの?









喧嘩売ってるわけ?








「まあまあ、そんな嫌そうな顔すんなよ。」








洸が、女に手を振りながら、俺に話しかけてくる。









「つうか、俺、凄くね?爽が眉毛を一回、ピクッて動かしただけで、嫌がってんの分かったんだよ?」