藍と俺は車に乗る。


「あの…、族に一旦属してもらうって言ってたけど、一緒に居なくていいの?」


「あいつらにはこちらからガードマンを付けておくから平気だ。
一応族の連中の馴れ合いにもなる」


…そうしなきゃ、藍との時間が制限されちまうからな。


「なるほど。龍円さんは頭がいいです。」


「当然だな。」