「ほら、佑真クン?早くしなよ?」 私の後ろでは、藤澤さんがニヤニヤしながら自分の隣の席を指している。 「クソッ…!」 入谷くんが、覚悟を決めたような顔で乗り込んできた。 「はーい、それでは出発しまーす!」 そして、係のお姉さんの声とともに、ジェットコースターは動き始めた。 「きゃあああああああっ!」 「うおおおおおおおおおおおおおおおお!?!?!?」