「あっ、ふ、藤澤さん!」 初めて会った日から4日後、なんと9時という早い時間に藤澤さんが帰ってきた。 「ゲッ…」 なんだか聞こえたような気がするけど、気にしない。 「おかえりなさい!」 私が笑顔を作って言うと、明らかに嫌そうな顔をした。 …そんな顔しなくても。 「いいから、どっか行ってよ」 そして、ひらひらと手を振って『どっか行け』をアピールする。