「シェ、シェアハウスってどういうことですか!?」 「え、そこから?」 そこからというか、何も説明されてませんが。 「この家は部屋が4つあって、今はシェアハウスとして使っている。今は俺を含めた3人が住んでいるから、あと1人入れる。そこで、君がやってきたから…というわけだ」 「へ、部屋って…」 「ああ、見てみないことには始まらないよね」 そう言って桐山さんがある部屋のドアを開ける。 「…!?」 そこには、とても広い空間が広がっていた。