総長に恋したお嬢様Ⅱ

「美樹…辛かったよね…」

私はそう言ってそっと美樹を抱きしめる。

「ううっ…さいってー!!」

美樹の言葉にうん、と頷く。

…ほんと、さいってーだよね…

私キレてるよ?

絶対に悪い人だって思ってたけど、

それでも美樹が好きな相手だから見過ごしてたけど…

…許さないんだから。

「…美樹、私ね、すごく怒ってる」

「ぐすっ……うん?」

「私はできないけど…憐斗君にでもお願いして殴りたい…」

「れ、玲ぃ〜!」