「ふふっ、なんかくすぐったいよ」

そう言ってクスクス笑い、

その時不意に飾ってある写真立てを見た。

私たちの結婚式の写真が入ってる隣に

高校生だった竜龍のみんなが笑顔で写ってる。

「…あのときとほんと変わらないよね」

「…ああ」

「憐斗君も変わってない?私への気持ち」

「当然」

憐斗君はそう言うとフッと笑って私に囁くように言う。

「玲…いつまでも愛してる。
大好きだ」

「私も…愛してるよ」

そう言うと、高校生だったときと

同じように甘いキスを交わした。




2014.10.16 Fin Thank you for reading.