総長に恋したお嬢様Ⅱ

翌日

「れ…「玲〜」

私を呼んだ憐斗君と優の声がハモり、

優は憐斗君を睨んで私の元に駆け寄ってきた。

「玲、今日も一緒に帰れる?」

甘えた声で言う優にううん、と首を横に振る。

「ごめんね優。
私今日は憐斗君と帰るから…」

「…へー…」

優はそう言って憐斗君を見る。

「…そろそろ姉離れしろ」

憐斗君はそう言って私の肩を抱き寄せた。

「ちょ、憐斗君!?」

「…な?」

そう言う憐斗君とプイッっと顔を背ける優。

「…なーんだ、バレてたの?」

「昨日な」

「へー」

優はそう言って踵を返す。