総長に恋したお嬢様Ⅱ

そう言うと葵君が気まずそうに目をそらす。

「…あー…うん…」

「?」

「…よかったのか?」

憐斗君の声に振り返ると鋭い視線で見られた。

「え…なにが…?」

「…彼氏、とか言って」

???

「なんで?だって……彼氏…でしょう?」

少し頬を染めながらそう言うと、

葵君と宗君と真君がゴホンゴホン!と咳をした。

「だ、大丈夫?」

「…大丈夫だけど…胸がいてぇな」

「えぇ!?」

宗君の言葉にそう叫んでいて、

真君が首を横に振る。

「…心配しないで。
いつもだから」