総長に恋したお嬢様Ⅱ

「……玲…」

憐斗が呟いて、その目線を追うと…

「!」

そこには玲ちゃんと…優。

二人はこっちに気づく様子はなく、

仲良く並んで歩いていく。

その手はしっかりと握られていた。

ぎゅうっと胸が痛くなるのを感じるのと同時に、そっと憐斗を見る。

………うっわ…

憐斗は二人をギンっと睨みつけて踵を返してバイクの方にいく。

「…れ、憐斗…「あいつのこと、調べろ」

憐斗は冷たくそう言い放つとバイクに乗り、

爆音を響かせて去っていった。