総長に恋したお嬢様Ⅱ

葵side

シーーーーン……

ピリピリした空気が流れて息が詰まりそうになる。

…はぁ……

僕はため息をこぼして、お茶を淹れる手を止めた。

憐斗の方を見ると相変わらずイライラモード爆発!

やれやれと首を横に振って、憐斗のイライラの原因、玲ちゃんのことを思い浮かべる。

…そういえば今日一緒にいたやつ、誰だったんだろ…

優、とか呼んでたなぁ…

…うーん……

玲ちゃんのなんだろう…

まさか浮気相手!?

…なわけないしな〜…

もやもやと考えて僕までイライラしそうになったとき、

不意に宗が憐斗にあー…と口を開いた。(このとき僕は勇者だと思った)