総長に恋したお嬢様Ⅱ

放課後

「じゃあまた明日っ」

「…ああ」

またもや素っ気ない返事にチクっと胸が痛む。

憐斗君…

しかしそんな想いは明るい声で吹き飛ばされた。

「玲〜、行こっ」

「う、うんっ」

そう言って優と歩き出す。

すると…

「あ、玲ちゃーん!」

廊下でばったり葵君と真君の2人と遭遇!

「あ、2人とも!今から行くの?」

「…うん。それより玲、最近来ないね」

「あ、うん。ごめんね?
最近はずっと優といてて…」

そう言って優の方をチラッと見ると、

優は微笑んでくれる。

「…あー……それのせいだ。ね?真」

「…絶対。玲、その優って…「あぁあああ!優!急ご!!ちょっと時間が!」

「…Oh,じゃあ行こうか」

「う、うん!じゃあ葵君、真君、また明日っ」

「あ、ああ、うん…」

「…」

私は2人に微笑みかけて、優の手を引くとだだだっと駆け出した。