総長に恋したお嬢様Ⅱ

翌日

「…玲ちゃん、なんか憐斗、イライラしてるけどどうしたの?」

「そ、それがさっぱりわかんなくて…」

溜まり場にて、葵君の問いかけにそう答えて憐斗君の方を見る。

…イライラオーラ爆発中。

どうしたんだろ…

「なにかしたの?」

「ううん。喧嘩もしてないし、ほんとにわからない」

「…ってことは嫉妬だね」

「え?」

「ううん、なんでも。
玲ちゃんは気にしなくていいよ。
それより今お茶淹れるね」

葵君はそう言ってにっこり笑う。

そうは言っても…

チラッともう一度憐斗君の方を見る。

…ほんとに、どうしちゃったんだろ…

私は首を傾げて、葵君から淹れたばかりの紅茶を受け取った。