総長に恋したお嬢様Ⅱ

優が憐斗君を見てそういい放つ。

「…あんた、玲のなに?」

優の言葉に憐斗君はカチンときたらしく、

私は慌ててそれをなだめる。

優は面白くなさそうな顔をして私に向き直った。

「玲、蓮の命日に帰って来れなくてごめんね?」

「ううん、理由は知ってる」

そう言って微笑む。

「あ、今日一緒に帰る?」

優の問いかけに頷く。

「うん。もちろんっ」

憐斗君がピクッと眉を動かしたのには気付かずに、

優の隣に立って憐斗君に手を振る。

「じゃあまた明日ねっ」

「…ああ」

私はにっこり笑ってその場を後にし、

優と色々なことを喋りながら家に帰った。