私はノックして書斎に入った。

「おー玲。おかえり。楽しかったかい?」

「うん!ねえパパ、ビックニュースがあるの!」

「ん?なんだ?」

パパはデスクから顔を上げて笑顔でこっちを見る。

「あのね!憐斗君のお父さんって…
パパのときの副総長なんだって!」