総長に恋したお嬢様Ⅱ

「だったらいいわけ」

「そうは言ってねぇだろ。
それにお前はどうなんだよ?
俺の玲に手ェ出したんだろうが」

憐斗君が静かに怒りを含みながら

そう言ったけど真君はあくまで冷静。

「…うん。でも玲を泣かせるような
やつに任せたくない。これからも
泣かせるってわかってて何もしないようなやつじゃない」

まっすぐ、憐斗君の目を見て言った。

憐斗君はその目を真っ向から見つめ返すと

「…ちょっと来い」

と言って私を引っ張っていった。