「それ、誉めてるの?」 「誉めてます誉めてます。」 と私は笑いながら返す。 雪乃が少し真剣な表情で 「夕陽って彼氏いらないの?」 と質問してきた。 さすがにこれにはてきとーに返事したら 怒るな、と思った私は 「どーだろ。けど私の理想の人がいれば付き合うかもね。 まぁ、そう簡単にはいないと思うけど。」 私たちが通う中学校は40人7クラスのマンモス校だ。 もしかしたら運命の人に出会えるかも なんてちょっと心の裏腹では期待していた。