紅蒼物語



「……で?
一体何? 兄さん
それと、この人たちも」







あたし達に目を向けながら言った金髪君

  





緑の瞳がキラリと光り、あたし達を怪しんでいるのが分かった。



  
「そんな顔すんなや、初対面の人に失礼やで絲夜。
この子等と仲良うなったもんで、お前もどうかと思っただけや」

 






まだ、顔に笑みが残っている楓はあたし達の方に顔を向けて
 





「こいつは、僕の弟の絲夜や。
真面目すぎるところもあるけど、中々言葉は辛辣やから気ぃつけてや」





言った。