名前よりも手、離してほしいんだけど…
そう思っていると、あたしの横から腕が伸びてきて茶髪君……楓の手を払った。
楓は一瞬、驚いた顔をしていたけど
「なんやあ、この子にはもうナイトがおったんかいな
そんな怖い顔せんでも、何もせーへんがな」
と両手を上げて、ヘラヘラと話していた。
隣を見たら、黒いオーラを出しながら茶髪君を睨む英がいた。
……こっわー
綺麗な造形の顔が歪んでるよ
それでも、イケメンなのは変わらないのだけど
それに、英は騎士じゃなくて王子なんだけどな……
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…