私達は公園の広場に入ると、大きな大樹の下のベンチに座った。 「で、話って何?」 気のせいか、いつもの秋山くんじゃないと感じた。 いや、気のせいなんかじゃないよね。 私がそうさせたんだ。 「うん、まずはこれ…昨日の傘、ありがとう。すごく助かった」 私は綺麗に畳んだ折り畳み傘を、秋山くんに返した。 「おう」 いつもとは違う、短い一言返事。 こんな秋山くんは嫌だから、私はちゃんと向き合って、気持ちを伝えようと思います。 私は秋山くんの目を真っ直ぐ見た。