青春日和



あっという間に昼休みになった。

なんで、こんなに時は早く流れるのだろう。

楽しみにしてなんかいないのに。

ご飯を早めに食べ終わって、嶋田より一足早く図書室に着いた。

中学生になると、途端に本を借りなくなるのか、それとも、私が早いだけなのか、図書室には誰一人としていない。

でも、クーラーが利いていてヒンヤリと、涼しかった。


「本でも読むか」


まだ、嶋田と読んだ私は、お気に入りの作家の本を探すことにした。

このまま、嶋田が来ませんように……と願いながら。