青春日和


まだ、直接話すのは抵抗があるから、私はノートの切れ端にメッセージを書いて、平遥に回してもらった。


「わかった」


そう言って、ノートの切れ端を受け取った平遥は、なんだか清々しい顔で。

「何か知ってる?」って聞いたら、「いやー」なんて、はぐらかされた。

絶対何か、隠してるな。

軽く睨んで、黒板に目を移す。

それでも、やっぱり授業はつまらなくて、クーラーと扇風機の風+たまに出てくる先生の寒いギャクに体を冷やされた。

──また、メモ紙が回ってきた。


────今日の昼休み、図書室で────


平遥経由で回ってきたメモ紙には、そう書いてあった。