「わたし、優香と前みたいに仲良くしたい。もちろん、わたしがやったことは許されるわけじゃないけど、ちょっとずつ、知り合いからでいいから、仲直りできないかな?」
仲直り……って、なんなのこの人。
裏切られた方の気持ちを知らないで、何を今更。
もう遅いんだって。
「優香……?」
「何言ってるのぉ?“仲直りしてまた仲良し”なんて、できるわけないよぉ。幼稚園児のケンカじゃないんだからさ?酷い事しておいて、こっちの気も知らずに仲直りなんてもの持ちかけないでくれるぅ?」
「……ごめん」
「今更、謝られても困る。あ、あと、勝手に優香なんて呼ばないで?そんなに馴れ馴れしく呼ばれる関係じゃないしぃ。関係になろうとは思わないし」
最大限声を低くし、嶋田をおいて教室へ戻る。
なんでだろ、胃がキリキリ痛い。
胃もたれかな。
なんか変なものでも食べたっけ……?
あー、そういえば後半ぶりっこやるの忘れてた……
自分で決めたことなのに。
あれ……?
視界が滲む。
なんでだろ?
眠いのかな、私。

