青春日和


「そうですよね……第一印象も大事だけど、でも、それだけで人を判断したらダメだよな」


声のした後ろを見てみると、爽やかに微笑む腹黒男子……

じゃなくて、横田が居た。

その微笑みに、周りからキャッと、歓声が上がる。


こいつ、後ろの席なのか……


「だよな~!」


「そうだね!」


私のマイナスな気持ちお構いなしに、男子二人は肩を組む。

完全に意気投合。

その姿に、目がハートになっている人が……

……って、このままだと、私がかばわれて女子の恨みを買っちゃう!

この人らをどうにか……しないと……

でも、ぶりっこは、効かなそうだし……

でも、このままだと……


──さっさと消えろよブス


恐い……

やだ、やだ、やだ、やだ……

昔に戻るのだけは……!


「ハッ、第一印象だけで人を決めない?笑わせんな。綺麗事言うなよ。お前も私のこと、ぶりっこって思ってんだろ?」


周りにいた人たち、全員がポカンと口を開けていた。