前に出てクジを引く。 『9番』 お世辞にも綺麗とは言えない字で、そう書いてあった。 隣、誰だろう。 黒板に振り分けて書いてある席の場所に机を移動させる。 「きゅー番誰だー?」 最悪だ…… アイツと隣なんて…… よりによって、なんでアイツなんだよ! 「平、遥……」 教室のド真ん中で叫ぶ、メンドウクサイ奴。 私が、顔を引きつらせながら名前を呼ぶと、メンドクサイ奴は、ニカッと、笑った。 「お、呼び捨てで呼んでくれた!」 そう言いながら。