席替え……?
なんで、やるの?
面倒くさい……
せっかく、教室の“隅”といういい場所だったのに。
KY!
生徒の気持ちを考えないKY先生!
「クジを用意したから、順番に引きにこいー!」
咲良先生は、クジが入っているであろう箱を教卓の上にドンッと置いた。
クラスの人のテンションも上がってきている。
この冬まで、小六だった人たちだ。
席替えごときで、テンションが上がる。
……って、私もこの冬まで小六だったか。
「席替えしちゃうんだ……」
乗り気じゃなさそうな声が隣から聞こえてきた。
そういえば、隣の人どんなんだっけ……?
興味無さ過ぎて、分かんなかった。

