青春日和


「ハッ?!」


自分の叫び声で飛び起きた。

良かった……夢だ…………

……あ、そういえば制服のまま寝ちゃったよ。

私は、ぐしゃぐしゃになった毛布を元に戻しながら、はぁと、ため息をついた。


窓の外を見てみると、すっかり暗くなっていて、自分がどれだけ寝ていたのかを想像させた。


「優香~?ご飯出来たわよー!」


ちょうど、晩ご飯のお知らせ。

なんとなく食欲はないけど、一階には下りる。


「今日の晩ご飯何~?」


自分の好きなものだったら、食べれるかも。


「ビーフシチュー!」


お母さんの元気な声が聞こえた。

お母さん、濃いよ……

好きだけど、食べれる、かな……?