青春日和


「キャハハハハッ」


ビクッと肩が震える。

アイツらが来た。

私は息を殺し、見つからないでと願う。


「西野の奴、どこ行ったー?」


「はずきちゃん、呼んでも来ないってー!」


……もう駄目だ、見つかる。

そう思った次の瞬間──


バシャーッ!


「冷たっ!」


頭から降ってきた水。


「お?!一発で成功?!」


「ナイスッ」


個室の外でパチンッと、ハイタッチらしき音が聞こえる。

どうしよう、このままだと風邪ひく。


「はぁ…」


濡れた服を引っ張りながら、ため息をついた。