青春日和



ジリリリリリリリリ

布団の中から手を伸ばし、目覚まし時計を探り当てる。

只今、六時三十分。

シャーッと気持ちのよいカーテンの開く音を聞いて、眩しい日の光を浴びる。

体も、心も、元気いっぱい!

子供の教育番組のお姉さんのような超恥ずかしい台詞が、今なら言える気がする。

──昨日のあの後、私と嶋田は。

私が抱きしめたことにより、気まずい空気になり、仲直りしたのに別々に帰るのもおかしいから一緒に帰ろっか?という風になり、同じ道を通った。

その道でも、気まずい空気は続いていた。

結局、嶋田と別れるまで(嶋田の家は中学校まで電車で一駅の場所だった気がする。もうずいぶん前のことだから明確には憶えてない)私たちは「じゃあね」としか、言葉を交わさなかった。

帰ってから、あの空気間のせいで心はふわふわしていたけど、仲直りしたんだって思うと自然と元気が湧いてきた。

幸せって、こういうことを言うんだね。

今、私すごく幸せです。