元殺し屋と、殺し屋~anotherstory~









彼女は驚き固まる彼氏を置いて、飛び降りた。

・・・なんだ。

甘えたかっただけなのか。

女って、本当わからないな。




ガシッ




・・・え?

こちらへ来た彼女が掴んだのは、僕の腕。

って、え!?

何で僕!?




「一目惚れしました!付き合ってください!!」

「えっ、あのっ、はっ?」

「入り口で実は見かけていて・・・。
いきなりかもしれませんけど!」

「で、でも僕はっ・・・」



陽詩さんと今日来ているんだけど?



「そちらの人、妹さんでしょ?
妹さんなら、アタシと付き合っても良いですよね!?」



た、確かに陽詩さんは僕を「お兄ちゃん」と呼ぶから、妹に見えるかもしれないけど・・・。

僕は別に彼女のことを妹だなんて思っていないよ!

大体証拠もないし!



「妹さん、良いですよね!?」



彼女さんは、陽詩さんに迫る。