元殺し屋と、殺し屋~anotherstory~












僕は陽詩さんを抱き上げて、青い馬に乗せた。

ふわり・・・とワンピースが上がる。

勿論僕、見ていないから。

そういうの、全く興味ないもので。




「お、お兄ちゃん?」

「ベルト締めてください。
そろそろ始まりますよ」

「あ、はいっ・・・」



何故か顔を真っ赤にした陽詩さんは、急いでベルトを巻き始める。

・・・が、不器用なのか、なかなか絞められない。



「陽詩さん」

「あ、ごめんなさいっ・・・。
あたし不器用なのでっ!」

「ちょっと失礼します」



僕は馬の上に乗る。

陽詩さんを、後ろから抱きしめるような形になる。



「お兄ちゃんっ!?」

「ベルト、貸してください」

「あ、はい・・・」



この人は赤面症なのか?

何故よく真っ赤になる?