数分後。
駅から遊園地へ到着した。
普通の人は仕事の平日だからか、遊園地内を歩く人は少ない。
「最初どれ乗ります?」
陽詩さんは子どものようにはしゃぐ。
「僕よくわからないので・・・。
陽詩さん決めて良いですよ」
「じゃあ、メリーゴーランド乗りません?」
「良いですよ」
ここの遊園地のメリーゴーランドは大きかった。
様々な馬や馬車がある。
陽詩さんを追うと、どうやら青い服?を着た馬に乗りたいらしい。
しかし今日の陽詩さんの格好は、青い膝までワンピースに、白いジャケット。
馬の位置は高い所で止まっているので、乗るのに苦労している。
「大丈夫ですか?」
「あ、ごめんなさい。
あたし背が小さいのでっ・・・」
「では、別の馬にします?」
「あたし青い馬が良いです」
何と頑固な。
・・・しょうがない。


