女総長、いざ参らん!



土方SIDE



近「トシ、裕紀くんのことどう思う?」


総司の部屋を出た後、近藤さんに話があると言われ俺の部屋にきた。

そこで言われたのがこの一言。

俺は即答した。


土「怪しすぎる。まず、あんなの普通の人間にゃァ生えてこねぇよ。」


“どう思う"だなんて質問、あまりにも酷だ。

そんな事、付き合いの長い近藤さんなら聞かなくとも分かるはず。

そう、きっと分かっている。


近「確かにそうだが……だが、裕紀くんが嘘をついているとも思えない。
それに…俺はお前の本心を聞きたい。」


そういった近藤さんの表情はいつになく真剣だった。


この人があいつを信じているのは想定内だった。

この人と俺は真逆だから。


驚いたのは次の言葉だ。

俺の本心はあのまんまだ。


俺は昔からの性分ですぐに人を信じようとしない。

だから今まで、どんなに人を疑っても別に苦では無かった。

それは近藤さんも知っていること。


なのに、何故今更…


土「…俺の本心はこのまんまだ。
近藤さん、あんたは甘すぎるんだよ。」


そう言うと近藤さんは何か言いかけたがその言葉を飲み込んだ。


俺の心のどこかで何かが引っかかっている?

そんなの知らない。


俺の本当の気持ちなんて──スッパァァン!!


土・近「「!?!?」」


俺と近藤さんは勢い良く開けられた襖の方を見た。

そこにいたのは──