女総長、いざ参らん!


そこにいたのは楽しそうに話している裕紀ちゃんと土方さん。

悔しいけど、2人とも美男美女でお似合いの恋仲に見える。


暫く見てると土方さんと目が合った。

向こうは勝ち誇ったような笑みを浮かべ直ぐに目を逸らした。


僕は無意識のうちに彼らのところへ向かっていた。


総「裕紀ちゃん。」


少し声を低くし、真剣な目つきで彼女を呼んだ。

動揺している気持ちを隠すように。


でも、当の本人は


裕「ん… あ、おきたー!」

ガバッ

総「ぅわっ!!」


僕の気持ちなんて知らずに勢いよく抱きついてきた。


そしてそのまま、酔っているせいで赤くなった頬と涙で潤った目で僕を見ている。

しかも僕より身長が低いから必然的に上目遣いだ。


こんな事されてたら理性が持たなくなる。

慌てて裕紀ちゃんを引き剥がそうとする。


総「ちょっと、裕紀ちゃん…」

裕「まだこのままがいい~。 ダメ?」

総「~~ッ!!!!/////」