しかし、そうは言っても私に心当たりはなかった。
あるとすれば…
美唯さん?
沖「どうしたんですか?」
そう言いながらうつむいた私の顔を覗き込んでくる。
裕「え、いや、なんでもないです!」
沖「…そうですか。」
沖田は少し間を空けてから言った。
私にはそれの意味はわからなかった。
私は気を取り直して春之助と柊介の方を向いた。
裕「これ、買います。いくらですか?」
春「貰ってくれるんですかぃ!?」
裕「はい。」
春「ならタダであげまさァ!!」
勢いよく言う春之助に私は否定した。
裕「そんなの悪いですよ!」
春「うちにあっても邪魔なだけなんでィ。
ですよねィ?」
そう言い春之助は柊介の方を見る。

