女総長、いざ参らん!



沖田はそう言いながらニコッと笑い私の頭を撫でる。


裕「ぅッ、お…きたさ…ん…」


私は泣いてしまった。


沖田さんはそんな私を慰めるように抱きしめてトントンと背中を叩いてくれる。


それでもっと涙が出た。



暫くし、泣き止むと沖田から離れる。


裕「ありがとうございます。」


そこはひと通りの少ない場所なのか、誰かに見られることはなかった。


沖「いえいえ。

刀、どうしますか?」


沖田は私の様子を伺うようにして聞いてくる。

私の答えは決まっている。


裕「買います。

新選組を守りたいんです。」


そういうと沖田は少しだまり、やがて微笑みながら言う。


沖「そうですか。

無理だけはしないでくださいね?」

裕「はい!」


そう言い私達は鍛冶屋へ向かった。