私は下っ端たちに伝えるべく、下に降りた。 そして、下っ端たちに知らせようしたその瞬間…… ─ガン! きたか… 私は下っ端たちに手短に説明した。 祐「お前ら!あいつらは俺らを潰しに来た奴等だ。 敵は武器を持ってるから気をつけて戦え!」 私はこの瞬間から“私”ではなく“俺”になった。 顔も隠すようにさっきよりフードを深くかぶった。 敵に素性がバレちゃまずいからね。