沖「裕紀くん、僕とも試合してください♪」

祐「沖田さんはまた後でやりましょ。」

沖「仕方ないですね〜。」


そういった沖田は頬を膨らました。


ヤバイ…可愛い…


沖田のその姿は湊に負けず劣らずの可愛さがあった。

湊は知ってか知らずか…いや、知っていたんだろう。
事ある毎にその顔をしてきた。

私はいつもそれに負けていた。

でも、可愛いものが好きな私にとっては仕方のないことだろう。


まァ、だからと言って沖田と今すぐ試合するわけではないが。


祐「他に私と試合う奴はいるか?!」

シーン


あれ?

朝餉の時はざわざわ言っていたのに今は無駄口一つ聞こえてこない。


祐「…いないのか?」


独り言のつもりで呟いたのだが、沖田には聞こえていたのか、返事(?)をしてくれた。