沖「え、あぁ、そうでしたね。たしかここら辺にあったような…
あ!ありました!」
そう言うと、どうぞと言って私に袴を貸してくれた。
私はお礼を言って受け取るとみんなが気を利かせて外に出て行ってくれた。
私は心の底から感謝し、袴を着ようとした。
…あれ?
私、袴の着方わからないじゃん!
今更気付いてしまった。
現代では和服は滅多に着ないし、女が着るなんてもってのほか。
着方なんてわかるわけない。
皆はきっと居間に行ってると思うから聞く相手はいない。
どう使用もないので、一旦居間に行って誰か呼んでこようと襖に手をかけた。
スッ

