湊、爽、涼平の成長も私と拓真には及ばないがとても早かったと祖父から聞いたことがあった。
私達はお互いに試合ばかりしていて、気づくとプロ並みの…いや、それ以上の強さになっていた。
それに物足りなくなった私はほかにもなにかできないかと思い祖父に相談したところ、ならば剣術もやってみようと言われた。
だが、元々武術の心得があるせいか、剣術もすぐに簡単にやりこなしてこれまたプロ以上の強さになっていた。
ここまでが11歳のとき。
13歳になった私達はこの力を人のために使いたいと思った。
でも、その歳でできることは限られていた。
私達はどうすればいいかも考えて出た答えが繁華街に出て不良等を見つけて悪さをしていれば止める事だった。
最初は不安だったけど、仲間もいると思えば自然と上手くいった。
というか、逆にうまく行き過ぎてしまい闇の中では少しばかり名が通るようになった。
空手 合気道 柔術 剣術
これらの技術を巧みに扱い、舞うように戦う彼らの姿はまるで
闇に生きる蝶の群れ
“DARK BUTTERFLYS”
闇の世界ではそう呼ばれるようになった。
後に、私たちの通り名に“蝶”が入ってるのはこれが関わっている。

