私は飽きれてひとつため息を漏らす。
そういえば、未来にいた時もこんなことがあったなと思い出しながら。
裕「はぁ。
近藤さん、少し昔話をしてもよろしいでしょうか?」
近「...あぁ。
是非話してくれ。」
近藤の返事を聞くと一旦深呼吸し、ここにいる全員に語りかける。
裕「はい。」
私はそう言うと、頭の片隅に残っている記憶のパズルを組み合わせながらポツリポツリと話し始めたーーー
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その当時、私は4歳だった。
普通の子ならば幼稚園や保育園などに行って、友達と楽しく無邪気に遊ぶ年頃だろう。
だが、私は違った。
この髪が原因で何処も入れてくれなかった。
どんなに両親が頑張ってもそれが報われることはなかった。
私は入園こそできなかったものの、近所に公園があったのでそこでなら友達が作れるだろうと親子揃って出かけた。
しかし、行ってみたはいいが周りからの視線が痛い。
同じ年頃のこには“化け物”と言わる。
興味本位で近づいてくる子もいたが、「近づいちゃダメ」と親に言われすぐに去っていってしまう。
しばらく公園にいても辛くなるだけと判断した私達は帰ろうとしたが、一人だけ周りの目など気にせずに私に話し掛けてくれた子がいた。
『僕、吉田 拓真。
一緒に遊ぼ!!』
それから拓真は髪なんて気にせず普通に、一緒にいてくれて遊んでくれた。
それから私達は毎日その公園で遊んで、すごい幸せに過ごせた。

