柊弥がいる2組の前を通りたくなくて 反対方向の職員トイレへと歩き出した。 ところが運が良いのか悪いのか職員室から出てくる柊弥を見つけてしまった。 「奈都芽、呼び出し?」 柊弥は何事も無かったように、前からの友達のように平静な態度で声をかけてきた。 「柊弥…」 相変わらず優しい瞳で私を見ている。 最後に一度だけ聞きたい事があった。