「あっ、あのっ大丈夫です!!」


「ならよかった 、ほら立って」

ぶつかった瞬間 尻餅をついてしまった私


そっと差し出された優さんの手は

まるで王子さまが お姫様に 手を差し伸べているようだった


「あ、ありがとうございます」


あ...手があったかい