「……普通笑う?」
顔を赤くしながら夢が詰まった……って言った孝橋。
ステキな表現だと思うよ?
思うんだけど……それを孝橋が言ったと思うと何だかおかしくて……。
そんな表現が似合う男じゃないもん。
「ごめんねーその夢の詰まった紙が見たいなー」
孝橋がどんな夢を抱いてるのか、どこの大学を目指してるのか……
物凄く興味があるんだけど、わたし……。
「ダメ」
「いーじゃん。昔からの親友でしょ?」
「……ムリ!」
わたしのお願いに耳を傾けることもなく孝橋が背を向ける。
「ちょっと孝橋!」
「……じゃぁ、条件がある」
そう言いながら孝橋が振り向いた。

