あーもうっ!

何なのよ、こんな時にっ!



化粧を中断して、巻いていたカーラーをはずす。



「もー何なのよっ! しつこ……ぃ…………」



へ?



なん……で…………?



わたしがドアを開けると……。





そこにはさつき……



じゃなくて、遼が立っていた。